こんにちは、くんちゃんです。
海外駐在中の3年間、娘(当時3歳~6歳)は毎日「英語と日本語、どれくらい触れているの?」という割合が気になっていました。
この記事では、駐在の前半プリスクールに2年半通った実際のデータを整理しながら、「これって日本在住でも同じことができるんじゃない?」と思ったポイントをご紹介します。
1日の英語/日本語の時間割をざっくり集計
- 平日
- 起床~登園(日本語):1~2時間
- プリスクール(英語+日本語のバイリンガルスクール):5時間
- 帰宅後~就寝(日本語):約6時間
- 合計:日本語約7時間、英語含む約5時間(実質の英語時間は半分以下)
- 週末
- 近所の公園やおうち遊び(基本日本語):公園で周りのお子さんの会話が聞こえてくる程度、英語に触れるのは1時間以内
- 英語環境のイベントや遊園地・お買い物などで英語アナウンスを聞く機会:数時間
- 合計:週末の過ごし方によってばらつきますが1日あたり英語2〜3時間ほど
→ 平均すると、1日2~3時間程度。

英語に触れる時間って、どれくらい必要?
アメリカ駐在中、娘がプリスクールに通った2年半。
上記の通り、平均して1日2〜3時間ほど英語に触れていたと思います。
…と言っても、思ったより少ないと感じませんか?
平日は朝9時〜14時の5時間がプリスクール。ここは英語と日本語の先生が1人ずついるバイリンガルの環境でしたが、クラス全体が完全に英語ではありません。日本語でのやりとりも日常的にありました。
プリスクール以外の時間はというと、家庭では基本的に日本語。英語を使う場面といえば、放課後に英語が話せるお友達と遊ぶとき(週1回あるかないか)、公園やスーパーで店員さんと少しやり取りする程度。
それでも、2年目に入る頃から、「I’m here」や「Can I do?」など、2語文での自然な自己表現が出てくるようになりました。
いわゆる“英語を話す”というより、“英語が自然に出てくる”ようになってきた、そんな感覚です。
じゃあ、日本にいてもできる?
日本に住んでいると、毎日2〜3時間も英語環境を作るのは、正直大変だと思います。でも逆に言えば、2〜3時間なくても、30分を地道に続けるだけでも十分効果があるのでは? とも思うんです。
例えば、
- 朝や夜に英語の動画を観る
- 車移動中に英語の歌をかける
- お気に入りの英語絵本を1日1ページ読む
こういったことを、1日30分、無理なく3年続けるだけでも、子どもは“英語耳”になり、自然なアウトプットが出てくる土台が育っていきます。
娘も、英語を話し出すまでに1年以上かかりました。でも、それまでに蓄積してきたインプットがあったからこそ、話し出した後の伸びが本当にすごかった。
よく「見えないところで育っている」と言いますが、それを実感した経験でした。
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