こんにちは、くんちゃんです。
英語育児をしていると、よくこんな声を耳にします。
- 小さいうちからやっても、すぐ忘れるって聞いた
- 帰国したら、喋れなくなるの?
- せっかく話せるようになっても…
私も最初は不安でした。
でも、アメリカ駐在中に出会ったお友達が帰国してからの様子を見て、「これはリアルに起こるんだな」と感じたことがあります。
目次
結論:はい、1年なにもしないと忘れます。。
私のまわりには、6〜7歳で帰国したお友達が何人かいます。
その中で、帰国から1年たっても「英語で会話ができる状態」をキープできていたのは、5人中1人だけでした。

残りの4人はというと
- 「Thank you」「Hi」などの挨拶や最低限のコミュニケーションは取れる
- でも、自分の言葉で話すのは難しくなっていた
- 発音もだいぶ変わってしまった(とお母さんたちが話していました)
正直、これは忘れかけている状態だと思います。
なぜ忘れてしまうの?
理由はとてもシンプルです。
帰国直後の1年って、何かと忙しいんです。
- 新しい幼稚園や学校に慣れる
- 日本語の集団生活に入る
- 家族全体の生活リズムを整える
気づけば、半年くらいは英語に触れる余裕もなく過ぎてしまいます。
その間に英語の優先順位が下がって、「気づいたら英語が出てこなくなっていた」という話もよく聞きました。
「え?あんなに話せてたのに?」と驚くママ友も、何人かいました。
子どもは「覚えるのも早いけど、忘れるのも早い」
小さな子どもって、本当に吸収が早いですよね。
でもその分、使わなければあっという間に忘れてしまうというのも事実。
これは、私のまわりの帰国子女の子たちを見ていても本当に実感しました。
じゃあ、どうすればいいの?
答えはシンプルです。
「ちょっとでいいから、細く長く続けること」。
たとえば…
- 週1〜2回だけ英語の絵本を読む
- アニメを15分だけ観る
- 短いオンラインレッスンを入れてみる
無理に詰め込む必要はありません。
子どもが楽しめる形で、少しでも英語にふれる時間を作ることが本当に大切だと感じています。
英語育児は意味ない?そんなことない!
忘れることがあるからといって、「やっても意味がなかった」とは思いません。
子どもの中に残るのは、英語そのものだけではないんです。
- 英語に親しみを持てた経験
- 英語で伝わった!という自信
- 世界が広がったような感覚
こういった“土台”は、必ずどこかに残っています。
だからこそ、少しでも続けていれば、また取り戻すこともできるんだと思います。
まとめ:細く、長く、無理なくつづけること
英語は“やったらすぐ身につく”ものではないし、
“やめたらすぐ抜けていく”のも事実。
でもそれは、親が工夫することで防げることだと思います。
子どもにとって英語が「楽しいこと」「好きなこと」として続けられるように、
無理のない範囲で、小さな“英語の時間”をつくっていきたいですね。
本日もお読みいただきありがとうございました。