こんにちは、くんちゃんです。
英語育児をしていると、たまに聞かれる質問があります。
- 幼児期に英語ばかりだと、日本語がおろそかになりませんか?
- 語彙力が育たないって聞いたんですけど…?
- 英語と日本語、両方しようとすると中途半端になりませんか?
実は、私自身も少し気にしていた時期がありました。
でも、娘の実際の様子を見て「大丈夫だな」と安心できたので、今日はその体験をもとにお話しします。
目次
結論:1日2、3時間の英語なら、日本語力は落ちません
我が家はアメリカ駐在中、バイリンガルのプリスクールに通っていました。
英語の時間は、1日2〜3時間ほど。
その環境で2年半過ごしましたが、娘の日本語や語彙力が低下したと感じたことは一度もありません。
- 毎日、日本語の絵本を読み聞かせ
- 家の中では日本語で会話
- 日本語が話せるお友達とも遊ぶ時間あり
このように、日本語にしっかりふれる時間も日常の中にありました。
日本に住んでいれば、基本的に日本語優位になります
これは専門家の本にも書かれていることですが、
**子どもがどこに住んでいるか、どの言語を「日常的に浴びているか」**がとても大きなポイントになります。
例えば、日本に住んでいて…
- 家族の会話も日本語
- 保育園や幼稚園も日本語
- スーパーの放送も、日本のアニメも日本語
そんな環境で、たとえ毎日30分〜1時間英語に触れたとしても、
母国語である日本語が育たない、ということは駐在の経験からもないと思っています。
例外:1日10時間、完全英語の環境は影響するかも?
ただ、これはあくまで「無理のない範囲」で英語を取り入れている場合の話です。
駐在中に出会ったお友達で、当時4歳と1歳の息子さん2人。朝8時〜夕方6時まで完全英語の現地プリスクールに通っていた子がいます。(アフタースクール付きで、丸1日英語)
そのお子さんについて、ママがこんなことを話してくれました。
- 日本語で話しかけても、第一声が英語になることが増えた
- 言いたい日本語の言葉が出てこなくて、イライラする様子があった
平日は10時間以上、まったく日本語が聞こえてこない環境だそうです。
そうなると、さすがに「日本語の語彙力低下」が心配になるのかもしれません。
ただ、そのご家庭は永住予定なので英語優位になることは、むしろ望んでいると言われてました!
英語はあくまで“プラスα”でOK
私たち親が気をつけたいのは、英語をがんばるあまり、日本語の時間が減ってしまうことだと思います。
でも、日本に住んでいて
・家庭では日本語で会話し
・絵本の読み聞かせや遊びも日本語中心
という生活をしていれば、多少英語に触れても問題ないと感じます。
まとめ:英語の時間より、母国語に「安心できる時間」が大切
小さい頃に英語に触れることは、とても素敵なことです。
でも、それと同じくらい「安心して話せる日本語の時間」があることも大事。
母国語がしっかり育っていれば、英語だってちゃんと伸びていきます。
焦らず、無理せず、日々の中で心地よく2つの言葉とつきあっていきたいですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!