〜「子ども 英語 嫌がる」その時、親ができることとは?〜
英語育児を続けていると、どこかで必ずぶつかるのが「子どもが英語を嫌がる瞬間」。 うちの娘にもありました。その時のリアルな体験と、私が実践した対処法をご紹介します。
目次
結論:嫌がったら、まずは一旦離れる!
だって、嫌がってるんですもん。
無理やり続けたところで、もっと嫌いになるだけ。それなら、一旦ストップして様子を見る。その方がずっと建設的だと感じたんです。
なので、本人が「いやだ!」という態度を示しているなら、まずは一旦ストップ。 英語から少し離れて、気持ちを落ち着ける時間を作ることが大切です。
実際にとった4つのステップ
① 一旦離れる
「習いごとは続けなきゃ意味がない」と思いがちですが、嫌がってるのに続けても、学びにはつながらないですよね。それどころか、英語=嫌なものというイメージが定着してしまうリスクも。
ほんの1〜2週間でも距離を置くだけで、子ども自身の気持ちに余裕が出てきます。
② なぜ嫌だったのか、理由を聞く
娘に「なんで嫌だったの?」と聞いてみると、出てきたのは意外な理由ばかり。
「こわかった」「何言ってるか分からなかった」「おやつがもらえなくなるからイヤ」…などなど。
子どもって、ちゃんと理由があるんですよね。まずはそれを知ることが大事でした。
③ 理由に合わせて対策する
(1)知らない場所で怖かった
新しい場所に行くのが怖い。これは、初めての幼稚園、保育園と同じ感覚ですよね。
「お友達も行ってるよ」
「安心なところだよ」
と何度も伝えることで、少しずつ安心感が育っていきます。
この場合は、毎回スクールには連れていきます。また嫌がれば連れて帰りますし、私に時間があって且つ先生からも付き添いの許可が出れば、見守っていることもありました。
(2)知らない言葉を話す人がいて怖かった
「何を言っているのか分からないから怖い」——これも、子どもにはよくある不安です。
そこで我が家では、まず簡単なあいさつだけを家で練習しました。
- Hi(こんにちは)
- Yes / No(はい・いいえ)
- Thank you(ありがとう)
発音は気にしなくてOK。相手に伝わればそれでいい。
「伝わった!?」という成功体験が、英語への恐怖心を和らげるきっかけになりました。
ちなみに日本語でも、子どもが大人の会話を完全に理解しているわけではないですよね。英語も同じ。「全部分かんなくて当然」と思うだけで、気持ちが楽になります。
(3)おやつの時間が減ったのがイヤだった(笑)
これ、実際に言われました(笑)。
3時のおやつを食べてた時間が、英語の体操教室の時間になってしまい、「おやつが食べられないからイヤ」という理由でした。
え?あ?そんなこと!?と思ったのですが、このときは翌日にお菓子を増やすことで納得してもらえました。そして、レッスンの後、先生からアメを貰ってました🍬笑
些細なことのように見えても、子どもにとっては大きな理由だったりするんですね。
まとめ:「子どもが英語を嫌がる」時は、まず立ち止まることが大事
子どもが「英語イヤ!」となったら、
まずは立ち止まる。
次に、理由を聞いてあげる。
そして、理由に応じた優しい対策をとっていく。
無理やり続けるよりも、少し立ち止まることで、子どもは安心し、再び英語に向かう準備ができるようになります。
英語嫌いを防ぐには、親の「焦らない心」がとても大切だなと、あたらめて感じます。
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