はじめに
「おうち英語を始めてみたけれど、思ったほど話せるようにならない…」
そんな声、よく聞きます。私自身も最初は「3ヶ月も続ければ、簡単な単語くらい言えるかな?」と甘く考えていました。
でも実際には、短期間で劇的な成果が出るわけではありません。
英語が話せる子どもたちには共通点があります。それは、“親が長い道のりを覚悟している”こと。
今回は、英語を「第二言語」として話す子どもたちの事例を交えながら、
- 親のマインドセットの違い
- 早くから続けてきたお子さんの特徴
- 続けるための具体策
をまとめました。
1.親のマインドセットの違い
① 短期成果を求める親
- 「6ヶ月やったのに、うちの子は英語が話せない…」とがっかり
- 期待通りにならないと挫折しやすい
② 長い道のりを理解している親
- 「3ヶ月では話せなくて当たり前」
- 小さな成長(単語の定着、音への慣れ)を喜ぶ
- 2年、3年先の「話せる」を信じてコツコツ続ける
> ポイント
目の前のペースダウンであきらめず、ゆっくり走り切る覚悟が大切です。
2.0〜1歳から続けてきた子どもの実例
私が娘を3歳でプリスクールに入れたとき、
すでに「英語が第二言語」として身についていたお友達がいました。
- 特徴その1:単語で自己表現ができる
→ “I hungry.” “Want juice.” など、最低限の意思表示がスムーズ - 特徴その2:英語のリズム・音に抵抗がない
→ 日常的に英語の歌やお話を聞いてきたことで、
言葉を発するハードルが低い - 特徴その3:「間違えてもいい」という心構え
→ 早い段階から間違いを恐れず話す経験を重ねてきた
これらのお子さんは、0〜1歳から少しずつ英語を取り入れた家庭。
「短期集中」ではなく「日常のルーティン」として英語を続けていたのが大きな違いでした。
3.親が無理なく続けるための3つのコツ
- 「週2、3」をルーティン化
- 朝の歌、寝る前の絵本、どちらかひとつでもOK
- 毎日だと思うとしんどいので、忘れてる日があっても大丈夫。あ、やってなかった。と思い出した時に、絵本を渡すだけ、動画を流してみる。で十分です。
- まずは、内容を重視するよりも英語に関連するものを生活に取り入れる習慣をつける
- 小さな成功を見逃さない
- 単語をひとつ言えた、歌の一節を覚えた…
- 「すごいね!」と褒めてあげる。
- 周りと比べない
- 成長スピードには個人差あり
- 他家庭のタイミングではなく、自分のお子さんの一歩を見守る
おわりに
英語が話せる子どもたちは、
“親が長期視点を忘れず、日常の中で少しずつ英語に触れさせてきた”
この“コツコツ”が大きな差を生んでいます。
3ヶ月・6ヶ月での結果に一喜一憂せず、
「2年後、3年後の大きな成長」をイメージしてみてください。
わたしも、期待せずになんとなく惰性で続けていた期間もありました。
今思えば、そんな時があってよかったのだと思います。
親子でゆるく・楽しく続けるおうち英語が、やがて「英語が話せる力」へとつながります!
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